DMとポスティングの違いを解説!これらの特徴と使用場面とは?
お客さまに『DMとポスティングってどっちがいいの?』とご質問を多くいただくことがございます。DMとポスティングはよく比較されることがありますが明確な違いを知っている方はあまり多くないのではないでしょうか。それぞれのメリットを生かすことによって新規顧客をリピート顧客にすることもできます。
この記事では、DMとポスティングの特徴や違いを解説していき、メリットからDM・ポスティングに向いている業種について説明します。
DMとポスティングの特徴
DMの特徴
DM(ダイレクトメール)は、SNSで用いられるものではありません。ここで言うDMは、既存顧客の住所に向けて印刷物を送付する集客手段の一つを指します。DMは、既存顧客に向けてカタログや店舗情報・限定クーポンなどを配布するのが一般的ですが、化粧品のサンプルや小物を配布する際にも使われたりします。
住所を持っている顧客に届けたい情報を確実に届けることができます。
ポスティングの特徴
ポスティングは、特定の住所のみの配布ではなく、ポスティングエリア内の不特定多数に配布することができます。ポスティングエリア全面に配布することが可能なので新規顧客の獲得や求人広告にも利用されます。ポスティングもチラシだけではなく、封筒やカタログなども配布することが可能となっております。
また、老若男女問わず多くのユーザーに情報をダイレクトに届けることができる集客方法となっています。
DMとポスティングの違い
DMとポスティングでは大きく分けて3つの違いがございます。これから紹介する3つの違いを把握した上で、自社にあった集客方法を選んでいきましょう。
届けるユーザー
DM:個人情報を知っている方に向けて配布する集客方法 |
ポスティング:個人情報の有無に問わず不特定多数の方に向けて行う集客方法 |
『DMとポスティングの特徴』でも少し触れさせていただきましたが、DMは既存顧客に向けて配布を行い、ポスティングは既存新規関係なく配布を行います。
そのため『DMは新規顧客・既存顧客をリピート顧客にする販促』『ポスティングは新規顧客の獲得をする販促』として使われることが多くあります。
反響率
DMの反響率:21% |
ポスティングの反響率:0.01%〜0.3% |
DMとポスティングの反響率は大きく変わってきます。【2021 年の日本ダイレクトメール協会さまの調査では、閲読率が79.5%、行動喚起率も21.0%】と結果が出ています。そのため、DMの反響率は21%。一方でポスティングの反響率は、0.01%〜0.3%と言われており、反響率の違いは明らかですね。アドポスでも、業種別ではありますが過去1年間の反響率を掲載しておりますので興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
なぜここまで反響率に違いがあるかというと届けるユーザーに違いがあるからです。DMは顧客に向けて宛名が書かれているため、心理的にも安心してアクションを起こしやすくなります。しかし、ポスティングでは不特定多数の方に向けて情報を届けるため反響率は低くなってしまいます。
引用記事:一般社団法人日本ダイレクトメール協会 広報委員会さま「最近の広告動向とダイレクトメール(DM) 」
クレームの発生
DMのクレーム発生:少ない |
ポスティングのクレーム発生:多い |
クレームの発生はDMよりもポスティングの方が多い傾向にあります。ポスティングはDMよりも部数が多く、チラシが欲しくない世帯にも届いてしまう可能性があるのでクレーム件数も多くなってしまいます。クレームを起こさないためにもポスト周りに『投函禁止』の張り紙がないかをよく確認して、チラシを奥までしっかりと入れるなど注意する必要があります。また、DMに関しては、一度お取引があるお客さまや広告主さまのことを知っているお客さまに届けるのがほとんどですのでクレームの発生は少ない傾向にあります。DM・ポスティングを行う際は十分に気を付けて行っていきましょう。
DMのデメリット・メリットをご紹介
デメリット
作成と配布にコストがかかる
DMは、住所がなければ届けることができず、ポスティングと違い顧客リストの作成を行わなければなりません。また、ポスティングでは1部配布するのに『2〜5円』に対し、DMは1部『35〜60円』と高単価でのお届けとなってしまい、少ない部数でもコストが掛かってしまいます。
また、金額だけではなくチラシの封入作業などもあると作業工程が多く、時間が掛かってしまいます。
個人情報を収集する必要がある
DMとポスティングの違いでもお話しさせていただきましたが、DMは住所がなければ届けることができません。そのため、顧客の個人情報が必要となっていきます。個人情報を収集するには、アンケートを実施したり、会員カードを作ったりと方法はありますが収集するのに時間がかかってしまいます。また、集めた個人情報を管理する手間もかかってしまいます。
住所が変更された場合、送れなくなる
DMは顧客にダイレクトに情報を届けることができるのですが、引っ越しなどにより情報が届かなくなる可能性があります。上記でもお伝えしたように高いコストをかけたとしてもDMが届かないと、損してしまうので住所のデータには十分注意していきましょう。
メリット
顧客に合わせた情報を届けることができる
ターゲットとなる顧客を選んでアプローチすることができるため、内容を顧客に合わせて変えることができます。新規顧客や既存顧客のどちらかに送るかによっても伝える内容を変更することができ、購読率の高いDMを作成することができます。
デザインの自由度が高く視覚的に訴えることができる
通常の販促物に比べて、顧客に手に取ってもらえるような工夫や加工を行うことが可能なためチラシよりも視覚的に訴えることができます。ターゲットに合わせてデザイン次第では印象に残りやすい物が作りやすいのです。
WEBをしていない層にも情報を届けることができる
DMは、WEBを利用していない層にも詳しい情報をダイレクトに届けることができます。WEB広告を取り入れる企業も多くなってきていますが顧客の中には、インターネットをあまり使えていない層も少なからず存在しています。そのため、メールをあまりみない方やインターネットをあまり使えない方にも住所がわかれば詳しい情報を届けることができます。
ポスティングのメリットを知りたい方はこちらから
ポスティングとは?メリットデメリットとオススメ業者の見分け方を解説します!
DM・ポスティング別 向いている事例をご紹介
DM①顧客にクーポンなどを配布したい時
顧客にクーポンを配布して購買欲を高めるときなどに向いています。顧客のデータなどから最近購入がない人をターゲットに届けたり、興味のありそうな情報を届けたりすることで反応率が高くなります。
DM②サンプルを配布したい時
既存顧客に新商品を宣伝したい時に向いています。チラシなどの紙媒体だけではなく実際に使ってもらうことでターゲットに商品の良さを伝えることで購買につなげやすくなります。
既存顧客に限定して配布できるのがメリットとなっており、以前購入経験のある顧客ですので新規よりも購入する確率が高くなり費用対効果も高くなります。
ポスティング①新規顧客を獲得したい時
ポスティングはDMと違い個人情報の有無にかかわらず情報を届けることができるため、新規顧客の獲得に向いています。しかし、ターゲットを決めずに配布をしてしまうと費用対効果も落ちてしまう可能性もでてしまうので『ターゲットの選定』『GISの活用』を行い、コストパフォーマンスを高めていきましょう。
ポスティング②認知度を上げる時
新規獲得だけではなく認知度を上げる時にもポスティングは有効な手段となっております。特に新規店舗の場合、地域の方々に知ってもらわなければ購買していただけません。ポスティングは、地域の方々・老若男女問わずダイレクトに情報を届けることができるため認知度・知名度の向上に向いている方法だと考えます。
ポスティングの配布形態ごとのおすすめ業種を知りたい方はこちらから↓↓
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は『DMとポスティングの違いや特徴』などについて書かせていただきました。DMとポスティングは目的によって使い分ける大切さが分かったのではないでしょうか。
ポスティングで新規顧客の獲得を行い、顧客の情報を収集したのちにDMで既存顧客をアプローチして、リピート顧客に繋げるなど目的によって使い分ける必要があります。
向き不向きを理解してどの顧客を獲得したいかを明確にできればどちらの販促にするか分かってきます。
しかし、お客さまの中には「自社はポスティングから始めた方がいいのか、DMから始めた方がいいのか」と考える方もいらっしゃると思います。そのようなお客さまは一度アドポスまでご連絡ください。
お客さまの情報をヒアリングさせていただき最適なご提案をさせていただきます。
また、当社アドポスでは通常のチラシを配布する『ポスティング』だけではなく、今回ご紹介をさせていただきました『DM配布』も行っております。
この記事を読んで『DM配布』を試してみたいと感じたお客さまも是非、アドポスにご連絡ください。
『DM配布』『ポスティング』それぞれの特徴を踏まえ、より反響の高い販促をしていきましょう。
当社アドポスについて
当社アドポスは、東日本(函館・岩手・宮城・山形・福島・栃木・茨城・群馬・新潟)で自社配布をしております。
チラシだけでなく、DM、街頭配布など様々な配布に対応しており、ポスティングは、丁目単位で細かなエリア設定も可能となっているため、細かなエリア選定にも対応することができます。
配布期間も最短3日間と短い期間で多くの配布をすることが可能です。
配布員さんを各配布エリアに設置する配置型のポスティング形態をとっているため短い期間で配布することができます。
アドポスは、【地域住民による配布】【専門モニターによる配布確認】【配布品質の向上に取り組む定期的なミーティング】を常日頃行い、成果が出る安心・安全なポスティングを提供してお客さまの反響が出るように日々努めています。
また、地域情報にプラスしてGISを活用してより良い提案をさせていただきます。
さらに、配布したら終わりではなく配布後のバックアップも徹底しており、【クレームの対応】【配布後の反響の確認・提案】に力を入れております。お客さまに少しでも多くの反響を届けますのでポスティング会社にお困りでしたら是非アドポスへご連絡ください。