公開日: 2021年3月4日 - 最終更新日:2023年2月23日

マーケティング、求人、販促のお役立ち~ 商圏分析のGISとは ~【お役立ちコラム】

佐藤 早
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はじめに

ポスティングって?

こんにちは。

アドポス事業の佐藤早(さとうさき)です。

 

皆さま、「ポスティング」というって言葉はご存じでしょうか。

一部の方には耳慣れた言葉かもしれません。

 

「日本のプロ野球チームに所属する選手が、アメリカのメジャーリーグへ移籍を希望する際に使用できる制度?」

 

いえいえ、違います。

それは、野球のポスティングシステムですね。

 

 

今回の「ポスティング」は、下記のことを指します。

 

チラシ等を各ご家庭のポストに直接投函する手法のこと!

最近では、新聞購読率の低下と共にシェアを拡大している広告媒体・手法ともいえます。

 

朝起きて、または夕方に帰ってきた時に、郵便ポストを開くと、デリバリーや不動産、イベントのチラシが入っていたりしないでしょうか。

 

それです!

 

それとなくポストに届けられているチラシなどの媒体には、たくさんの「想い」が詰まっています。

買ってほしい、売ってほしい、使ってほしい、人がたくさん来てほしい。

その先には、いい物だから、いい情報だから、暮らしを豊かにするために必要だからという想いが込められています。

 

そのお客さまの「想い」をお預かりし、代わりに各ご家庭のポストへお届けするのが「ポスティング」です。

 

 

※紙媒体(チラシ)におけるメリットや、種類などもまとめております。

 詳細については、こちらもご覧下さい。

→ ①【チラシ集客のメリットとチラシ媒体の種類について】

→ ②【チラシ媒体比較 メリット・デメリット】

 

販促にはたくさんの手法がある?

 

ポスティング、チラシの話となりましたが、そもそも、販促には様々な手法が存在します。

 

①テレビ、ラジオなどのCM

②看板などの街頭広告

③Web広告

 1)リスティング広告

 2)ディスプレイ広告

 3)リターゲティング広告

 4)SNS広告(Twitter、Facebook、Instagram、TikTokなど)

④オウンドメディア

⑤ポータルサイト

⑥マーケティングオートメーション

⑦セミナーや展示場など

⑧ダイレクトマーケティング

 

などなど。

 

2022年の今、販促の手法は、上記以外も存在し、多岐に渡ります。

 

 

「何を使用して販促すれば効果があるのか?」

と考える方も多くいるかと思いますが、手当たり次第にたくさんの手法を用いて販促するには、時間も販促費用も多く取り過ぎてしまいます。

 

まずは、自社商品、サービスと今一度向き合い、

 

「自社商品・サービスのターゲット層」

「ターゲットのニーズ」

 

を知ること。

 

その先、自社商品・サービスにあった手法を選ぶことができ、手当たり次第ではなく、適した販促が可能となります。

 

 

一部例とはなりますが、

 

直接視覚に訴える場合

テレビCMや自社ホームページなどのオウンドメディア、Web広告

 

特定の地域に限定して訴える場合

新聞折込やチラシのポスティングなどのダイレクトマーケティング

 

が良いとも言われています。

 

 

ただ配るだけ? 誤解されがちなポスティング

 

販促するにも様々な手法があり、自社商品・サービスに合った手法を選ぶ必要があると話しましたが、今回は、ダイレクトマーケティングである、ポスティングを主軸に進めていきます。

 

ポスティングって色々と誤解されがち。

企業さまからお預かりしたチラシをただポストに投函しているだけではないのです。

では、何をしているのか。

 

実は、配る他に「GIS」を使用して、ターゲット層やニーズに合わせた地域の提案が可能なんです。

 

勿論、お客さまからのご指定で、言われた通りの地域に配ることもありますが、お客さまの「想い」をお聞きし、提案させていただける機会も増えてきました。

実際、販促や集客、求人などマーケティングでは、GISを使用した商圏分析などがとても大切なんです。

 

※商圏分析やGISについて、なぜ大切かをまとめさせていただきました。

GISを使用したマッチング例などもございますの是非ご覧ください。

→ 販売促進における商圏分析とGISについて

 

 

ところで、GIS(ジーアイエス)とは?

 

その言葉を聞いたことがない方や、もしくは聞いたことはあるけどGISが何かを知らないという方、いらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

1.そもそもGISとは?

Geographic

Information

System

 

上記の頭文字をとり、「GIS」と呼ばれており、日本では一般的に「地理情報システム」と言われております。

それって日本語にしただけでは?と言われてしまうとそうですよね。

正式な定義はあるようですが、ここでは簡単に記載します。

 

GISとは…

「コンピューターなど、デジタルマップ上に人や物、建物、店舗、公共交通機関、道路をはじめとする様々な情報を重ね合わせて可視化したもので、編集・検索・分析・管理などを行えるシステム」となります。

 

簡単といっても、触れてみないとよく分からないものです。

しかし、私たちはGISと認識していなくても、実はとても身近で、よく触れていたりします。

 

2.GISは何に役立つの?

身近でよく触れているGIS。

最近では、気付かぬうちに日常に溶け込み、無いと少し不便になってきました。

 

例え話を一つさせていただきます。

 

自宅の郵便ポストに入ったチラシをみて、美味しいご飯屋さんがオープンしたことを知ります。評判は気になりますが、百聞は一見に如かずとまずはランチでも、と出掛けようとします。チラシに住所が記載されていても、その場所はこれまで一度も行ったことがない場所です。頭の中にどう行くかの道順は一切出てきていません。

 

では、どうするのか。

現状ですと、おおよその方がこの場面で使用するのはこちらではないでしょうか。

 

 

カーナビ」、またはGoogleマップなどの地図アプリなどなど。

※こちらで「いやいや、地図帳を引っ張り出して確認するよ」という方もいらっしゃるかと思いますが、

今回はデジタルマップの方向で進めさせていただきます…

 

 

◎ここでは地図アプリを使用していきます。

 

住所を登録する以外に、店舗名をいれると目的地がでてくることが多数ですね。

 

弊社「アドポス仙台センター」もこのように名前で住所がわかり、今の場所からどれくらかかるかを表示しています。

 

更に、よく見ると店舗情報の詳細が載っていたりします。

 

営業時間、その店舗がどんな業種(飲食店なら中華料理店など の詳細)、連絡先や、実は気になっていた口コミなどの評価…

 

 

 

知らないうちに便利だなと思っていたものが、実はGISなんです。

 

上記より、デジタルマップ上に情報を重ね合わせて可視化したものという点、また知らないうちに日常で使用し、役立っていたことが分かったかと思います。

 

3.マーケティングにおけるGISの役割

では、マーケティングではGISがどのように関わってくるのでしょうか。

マーケティングでよく使用されていることが下記となります。

 

①新規出店先の検討ができる

実は、GISには国勢調査や経済センサスの事業所データなどがあり、それらを使用することによって地域ごとの人口の分布(男女層、年齢層など)、また人口増減率等の把握が可能となります。

 

例えば、とある経営者が業務拡大の為、新規出店を考えているとします。

その時に、なんとなくで出店先を決めることは殆ど無いでしょう。

どの地域に出店するかを決める際には、業種、商品やサービスからどのような客層が見込まれるのかターゲットを明確にし、そのターゲットがどのようなニーズを持っているのかを調査。

そして、その内容を踏まえ、地域の特性の調査など、商圏分析が行われます。

 

仮に、子供向けのサービス(塾や知育など)の出店を検討する場合、対象の年齢層の子供が多く住む地域が好ましくなります。

 

GISでは、地域ごとに、どれ程の人口であり、傾向(この場合、○歳〜○歳がいるなど)がマップ上で把握することができる為、具体的により良い出店先を探すことが可能となります。

 

 

 

➁営業、訪問ルートの作成

出店先などの検討の他、GISでは、準備した住所等のデータをGISの地図上にマッピングすることが可能となります。

新しく営業をかけたい店舗や、現状のお客さまのデータをマッピングすることにより、どの順番で訪問すると効率がいいのかを分析が可能です、

その為、これまで以上に円滑に営業等の訪問が可能になります。

 

 

4.アドポスでのGIS

改めて自己紹介

アドポスって?

アドポスは、Adposというアルファベットで称しています!

 

A=アオバヤ(弊社は株式会社アオバヤの中にあるアドポス事業です)

d=データベース

po=ポスティング

s=システム

 

ただ配るだけではなく、データをもとにポスティングをさせていただくのが、アドポスです。

 

アドポスでは、①新規出店先の検討ができるにて触れさせていただきました「国勢調査や経済センサスの事業所データ」を主に使用し、お客さまの想い(ご希望、ターゲットやターゲットのニーズ)をヒアリングさせていただき、ご提案させていただいております。

 

【過去ご相談内容の例】

①徒歩15分圏内の地域

②男性、または女性が住んでいる割合の高い地域

③〇歳~〇歳の年齢人口の割合の高い地域

④世帯年収〇~〇円の世帯割合の高い地域

 

など。

 

 

うーん、なんのこと?

と思うかもしれませんので、実際に過去にご提案させていただきました内容を見ていただいた方が分かりやすいかもしれません。

 

〇ご希望住所から3km圏内且つ自動車で10分圏内の地域ご提案

〇年代60歳代、世帯年収700万円以上世帯割合の高い地域ご提案

〇世帯年収700万円以上且つファミリー層(6歳未満の子供がいる世帯)の割合が高い地域のご提案

 

他にもたくさんご提案させていただいておりますので、ぜひ御覧ください!

 

 

5.まとめ

長くなってしまいましたが、GISとはそもそも何なのか。何に役立っているのか。

マーケティングにおけるGISの役割とは。

について、個人的に調べたことをお話させていただきました。

 

アドポスでは、お客さまからお預かりしたチラシを地域住民の皆さまのご自宅にお届けしており、お客さまと地域をつなぐ大切な役割をさせていただいているという使命感があります。

 

お客さまからお預かりしたチラシをご指示いただいた地域にしっかり配るだけでもよいのかもしれません。

それでも、情報は届きます。

 

しかし、お客さまのターゲットをしっかりと確認した上で、適切な地域をご提案させていただくこと。

そして、情報を届けることによって得られるお客さまがお求めのものを提供するのがアドポスの役割だと考えています。

 

ご提案につきましては、費用はいただきません。

無料です!

反響が落ちてきたなど、少しでも気になることがあればなんなりとお申し付けください!

 

 

一緒に考える機会をアドポスにいただけないでしょうか。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

ありがとうございました。

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佐藤 早

マネージャー株式会社アオバヤ
東北を中心に皆さまの大切なお知らせをポストへダイレクト投函! ポスティングのアドポス歴9年(岩手県盛岡2年→宮城県仙台市7年)を経て、2022年にデジタル営業に異動となりました。 現在は、MEO対策サービスの提供、社内のWEB広告運用など、デジタルとアナログの融合を掲げ、邁進中です。
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