集客力UPに繋がる!ペルソナの意味から考え方・メリットまでご紹介
集客、マーケティングをする上で、『ペルソナ』という言葉は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。また、聞いたことはあるけれどあまり意味がわかっていない、またはなんとなくの理解で使用されている方もいらっしゃると思います。
加えて、似たような言葉に、『ターゲット』がございます。ターゲットとペルソナが混ざっている方・何が違うのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
ターゲットについてはこちらから |
関連記事:集客力UPに繋がるターゲットの考え方・決め方をご紹介!! |
今回は、ペルソナの意味から考え方・メリットまでご紹介をさせていただきます。
初心者の方にもわかりやすく解説しておりますので最後まで読んでいただければ幸いです。
ペルソナとは
ペルソナとは、ターゲットをより鮮明な部分まで絞ったものでサービス・商品を求める架空の人物像(典型的なユーザー像)のことを言います。
『年齢』『性別』といったターゲットから『職業』『家族構成』『趣味』『年収』など具体的な人格を細かく設定して空想上の【個人】を作り上げるまで人物像を絞りこんだものになります。
簡単に説明すると
ペルソナ:具体的なユーザー
ペルソナの考え方、作り方について
ここからは、ペルソナの考え方、作り方についてご紹介いたします。
ペルソナの構成要素は多岐にわたります。
・名前 | ・年齢 | ・性別 | ・職業 | ・収入 |
・学歴 | ・家族構成 | ・居住地 | ・性格(価値観等) | ・趣味 |
・余暇の過ごし方 | ・人間関係 | ・習慣 | ・買い物場所 | ・よく使うSNS |
・よく使うアプリ | ・趣味 | ・貯金額 | ・ニーズや悩み | ・流行の感度 |
本来は、このくらいの項目を決めて架空の人物像を考えて、簡単にイメージができるくらい絞り込む必要があります。つまり、20代女性という大雑把な括りではなく、詳細な部分まで設定していきましょう。
しかし、ここまで詳細に絞り込むには結構な時間がかかってしまいます。
そこで最低でも【性別・年齢・職業・家族構成・ニーズ・悩み・趣味】は必ず決めるようにしていきましょう。
NO.1 性別
性別ですが、男女どちらにターゲットを置いていくのかを考えていきましょう。男性と女性では考え方が全く異なっていることもあります。
男性は【ゴールを追うことを大事にする。】方が多く、
女性は【ゴールまでの過程を大事にする。】方が多い傾向があります。
そのため、自社商品・サービスを分析した上でどちらをメインターゲットにしていくか決め、広告で使うキャッチフレーズやデザインを考えていきましょう。
NO.2 年齢
年齢を決めることで、デザインの見通しが立つだけではなく、販促方法も選定することができます。
10代:流行りに敏感、テレビを見ない人も多くInstagramやTikTokから情報を収集している
20代:テレビを見ない方が増加気味、InstagramよりもTwitterを利用している方が多い
30代:ビジネス目的でFacebookを利用している方が多い
このように年齢によって利用しているものや傾向も違うことがよく分かると思います。
そのため、10代をターゲットに選定した場合、CMの広告ではなく利用者の多いInstagram広告やTikTok広告を掲載しようと考えることができます。
参考文献:株式会社グラッドキューブさま |
【2022年最新】 SNS の国内ユーザー層をまとめて比較(利用者数・年代別・性別) |
NO.3 職業
性別と年齢が決まると大体の職業がわかってきます。
職業とは『高校生・大学生・サラリーマン・主婦・経営者・フリーランス』などを指します。
職業が違うと販促の仕方も変わっていきます。基本的に職業によって行動する時間が違うため、ポスティングや折込の配布日、SNSの配信時間を工夫していく必要があります。サラリーマンが通勤している間が主婦にとっては忙しく、逆に主婦がひと段落し始める9時ごろのサラリーマンは始業付近の時間帯ということもあり忙しいのです。職業によって広告の種類や時間帯などを工夫することができるのでしっかり職業は決めていきましょう。
参考文献:NEWSポストセブンさま |
兼業主婦の修羅場は6時から9時 夫はその事実に気づかず |
参考文献:はたらくティブさま |
企業へ電話をかけても良い時間帯はいつ?知っておきたいマナーと注意点 |
NO.4 家族構成
ターゲットを絞り込む場合、家族構成を考える方はあまりいないのではないでしょうか。しかし、家族構成をしっかり決めることで休日の過ごし方も見えてきたりします。
小さいお子さまがいらっしゃった場合、『親が考える理想の平均就寝時間』の4分の3が22時までに就寝させたいと思っていることから夜遅くに出かけることは少ないことがわかります。そのため、夜は家にいることが多く、その時間帯を狙って広告を流したり工夫することができます。また、小さいお子さま向けのサービスをしている企業さまは、お子さまが見るテレビ番組の前後などにCMを入れることもできます。
参考文献:株式会社PR TIMESさま |
0~2歳児の子を持つ親への調査結果 子どもの就寝時刻は夜9時以降が半数以上約7割の親が夜9時までに子どもを寝かせたいと思う一方で理想と現実との差が明らかに |
NO.5 趣味
趣味を決めることで、家族構成同様、休日の動きを想像することができます。また、家族構成ではわからなかった一人暮らしの人の休日の過ごし方も考えることができます。例えば、釣りが趣味の方ならば、朝や夜に釣りをする方が多いため日中に広告を流したり釣りをしている時間帯にSNS広告をするなど広告ツールを決めることができます。
NO.6 ニーズや悩み
ニーズや悩みを決めることで、どのような広告やサービスが必要があるのかが明確になってきます。こちらも、ターゲットを絞り込む上で決めたことがある方は少ないのではないでしょうか。年齢や性別、業種が違えばニーズや悩みも変わってきます。
お客さまの求めるものや不安を解消するような広告・サービスをしていきましょう。
ペルソナ作成時の注意点
集客に有効的な『ペルソナ』ですが、下記を注意をしなければ上手く作成することができません。ここでは、絶対に押さえておきたいポイントについてご紹介させていただきます。
思い込みや決めつけで作成しない
ペルソナを設定する上で『思い込みや決めつけ』でペルソナを作成してはいけません。ペルソナの作成時に元々持っているイメージを組み込んでしまいがちですが、反映させてしまうと実際に購入する人物像とは大きなズレが出てきてしまうのです。
あくまで空想のお客さまを作成するのでお客さまの声である『口コミ』や『SNS』『お客さまアンケート』を元に作成していきましょう。
作成して終わりにしない
架空の人物像ではありますが、存在する人物のように作成しているため定期的な見直しが必要になっていきます。ユーザーの環境や動向も変わって行くため、客観的に見てリニューアルしていく必要があります。
ペルソナ作成のメリット
ここでは、ペルソナを決めることでのメリットについてご紹介させていただきます。
『ユーザーに合わせたマーケティングができる』
『人物像を想像しながらスムーズにデザイン、地域を選定することができる』
上記について詳しく解説していきます。
ユーザーに合わせたマーケティングができる
ペルソナを設定することで、ユーザーに合った販促を行うことができます。
読書が好きな人をユーザーとします。読書といっても本で読む人もいれば携帯やiPadなどの電子機器で読む方もいらっしゃいます。そのため、本が欲しい人もいれば電子機器が欲しい人、アプリが知りたい人など求めるものは違います。
ペルソナは、人物像を細かく決めているためユーザーに合わせた商品、広告を決めることができます。
人物像を想像しながらスムーズにデザイン、地域を選定することができる。
ペルソナを選定することで、狙うべき人物像をチームで共有することができます。そのため、チームでの認識のズレを解消し、方向性を統一することができます。
チーム全員で一人の人物像を想像しているので効率よくデザインを考えたりいい案を出すことが可能になり、広告を見た方も自分のことだと思って広告を見てくださいます。
時間とコストが削減できる
チーム全員が同じ人物像を持っているため、効率よく作業を行うことができます。結果として作業時間の削減や広告を配信した際に数が絞られるためコストの削減にも繋がります。
最初は、時間がかかってしまいますが、後々大幅な効率アップにつながりますので根気強く行っていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ペルソナの作成方法やメリット、作成時に気をつけたいポイントについてご紹介させていただきました。
ペルソナを作成するには、それ相応の時間がかかりリニューアルを都度行っていかなければなりません。
しかし、仕事が忙しく時間がない人もいらっしゃると思います。
このように時間があまり取れないという方は、【性別・職業・ニーズや悩み】の3点のみ必ず考えてください。
最低限ではありますが、この3点をしっかり構成することで『どのような悩みのある方にアプローチするべきか』や『アプローチ方法』がわかってきますので忙しいという方はこちらの3点は必ず構成していきましょう。
ペルソナがあると作業効率や作業時間が格段に早くなりますので集客を行う際は、是非ご活用ください。また、顧客のニーズを的確に把握することになるので多くの顧客が求めているものを提供できるようになります。
ペルソナの選定はポスティングにも役立ちます。チラシ作成も年齢や性別から反響の良いデザインを考えることができ、文面も顧客のニーズに合わせて作成することができます。また、チラシを配布する際もGIS(地理情報システム)を活用してペルソナの多い地域にのみポスティングを行うことができます。
この機会に集客を見直してペルソナを作成してみてはいかがでしょうか。
STP分析や4P分析を知りたい方は下記の記事をクリック |
【簡単解説】ポスティングのターゲットの決め方&分析の仕方をご紹介! |
当社アドポスについて
当社アドポスは、東日本(函館・岩手・宮城・山形・福島・栃木・茨城・群馬・新潟)で自社配布をしております。
チラシだけでなく、DM、街頭配布など様々な配布に対応しており、ポスティングは、丁目単位で細かなエリア設定も可能となっているため、細かなエリア選定にも対応することができます。
配布期間も最短3日間と短い期間で多くの配布をすることが可能です。
配布員さんを各配布エリアに設置する配置型のポスティング形態をとっているため短い期間で配布することができます。
アドポスは、【地域住民による配布】【専門モニターによる配布確認】【配布品質の向上に取り組む定期的なミーティング】を常日頃行い、成果が出る安心・安全なポスティングを提供してお客さまの反響が出るように日々努めています。
また、地域情報にプラスしてGISを活用してより良い提案をさせていただきます。
さらに、配布したら終わりではなく配布後のバックアップも徹底しており、【クレームの対応】【配布後の反響の確認・提案】に力を入れております。お客さまに少しでも多くの反響を届けますのでポスティング会社にお困りでしたら是非アドポスへご連絡ください。