【その③】コロナは現象ではなく【時代】。ホッとせず、変化していくことが大事

（各業界／考え方・変化）

変化できないと、この先に待つのは恐竜のように絶滅… しかし今こそ、どの業種も大チャンス到来！

全国すべての都道府県で緊急事態宣言が解除されました。まだまだ油断できませんが、
取りあえず一息というところでしょうか。これで少し自由になる、動ける、これまで通り
の生活や仕事に戻れる…と少しホッとしているかもしれません。そのキモチはとてもよく
わかります、みんなそうですよね。
でも実はまだワクチンも開発されていないし、感染者数が爆発的に増えている国だって
あります。緊急事態宣言が解除されたあとクラスターが発生し、再びロックダウンという
都市もありました。根本的問題は何も解決されていません。だから人々はまだまだ慎重で
す。『非常事態が解除されても客足戻らず…』という見出しがメディアを飾っているとこ
ろからも、そんな思いや行動が容易に想像できます。行きたい、でも行けない。やりた
い、でもやれない。そんな状況です。
だからこそ私たちは仕事においても、そのうち前のようになる、以前のように戻るとあ まり期待し過ぎてはいけません。そして自分は変化しなくてもこれまで通りで大丈夫… そんな風に考えてしまっていたら、それはとても危険です。だって人は、まだまだ本当 に安心などしていません。この状況がいつまで続くのかも不透明、あと半年どころかもっ ともっと時間がかかるかもしれません。

さらには今回のコロナ騒動で、人々はいろいろなコトに気づいてしまいました。これま で常識とされていたことが、実は思い込み・決めつけ・妄想だったのかもしれないと気 づいちゃったんです。

●会社に出勤しなくてもいいんじゃない？

●わざわざ会議のために集まる必要なくなったよね？

●都会で仕事しなくて大丈夫じゃないの？

●住むのは駅に近いマンションより田舎がイイんじゃない？

●飲み会って精神的・肉体的・経済的に結構負担だよね？
●エリアを限定せずに全国で全世界で仕事できるんじゃない？

●積極的に動く人だと思っていたけど、何もしてないよね？

などなど、ここ 2～3 ヵ月で基準や行動が変わってきました。変えざるを得ない状況の中
で、いろいろなことが見えてきた、ということなんですよね。

人々の価値観が、劇的に、激しく、ガラリと音を立てて変化した！

そう考えたとき、以前のような仕事や営業のやり方ではこの先、通用しなくなるのは火を
見るよりも明らかです。
コロナの影響で、人々は大きな不安の中にいます。

家族や大切な人の健康は大丈夫か？ この先の仕事や収入はどうなるの？ お店や会社は成り立っていくのか？

だからこそ人々の行動基準は大きく変化しているし、ここから先も、たとえばワクチンが
開発され安心を取り戻したとしても、物凄いスピードで消費や生活パターンや行動が、こ れまでとは大きく変わっていきます。以前に戻るとは考えにくいわけです。

「いやいや大丈夫、戻るよ」
「だってこれまでもそうだったもの」
「時代は変わるといってもまだしばらくはこのままでイケる」

もしそんな風に考えて変化しようとしないでいたとしたら、待っているのは“絶滅”…かも しれません。
この状況に自分のビジネスにおける商品やサービスを当てはめて考えるとき、これまで
のビジネスモデルや業界の常識から一度離れて観る必要があります。
たとえば…

（住宅メーカー） ⇒ 通勤を最優先にしなくても良いなら、駅の近くである必要がない ⇒ 狭く密閉されたコンクリートの建物より、空気の良い郊外の一戸建てが売れる ⇒ オンライン会議やセミナー用の専門リフォームを打ち出してはどうか

（カーディーラー） ⇒ クルマでの移動は電車やバスより安心できることを打ち出す ⇒ 家族と過ごす時間を大切にするためのクルマを提案してみる ⇒ キャンピングカー・レンタル会社とコラボしてみる

（温泉旅館） ⇒ 他との接触なしに家族水入らずでのんびり過ごせること打ち出す ⇒ 免疫力を上げるために温泉や宿の料理を有効活用してもらう ⇒ いつでも使える前売り割増宿泊券を定番化する ⇒ リモートワーク部屋貸しプランをやってみる

（スポーツクラブ） ⇒ 三蜜を避けてオンラインコースをつくり全国に販売する ⇒ 地域の医療機関とコラボし定期的健康診断を実施する ⇒ 感染症予防講座、免疫力アップ指導、抗体検査実施などで安心も売る

などなど…
どうでしょう！こんな風に考えたとしたら、この状況に中で自分たちがやれるコトってま
だまだたくさんありませんか？

いいえ、むしろこれまで出来なかったコト・考えもしなかったコトにだって取り組める可 能性も生まれています。今回のこの状況を機に、チャンスが一気に広がるかもしれませ ん！

そう考えたら、以前に戻るという淡い期待を抱いて立ち止まっている場合ではありませ
ん。時代が変化しているのですから、私たちも遠慮なく変わっていきましょう！

不安に思っているお客さまのキモチを考えながら 「自分たちに出来るコトは何か？」 「どうすればそれをもっとできるか？」 そんなアイデアをスタッフのみなさんと一緒に、考えて、出来るところからひとつずつ実 行していきましょう！

今こそが、変化していくチャンスです♪

答えはお客さまの中にあります。
私たちアドポスも、そんなみなさまの変化を、全面的に応援させていただきますので、遠
慮なく何なりとご相談くださいね～♪