公開日: 2023年5月1日 - 最終更新日:2023年5月8日

Facebook広告の反響を高める方法とは?改善すべきポイントをご紹介

岩島立矩
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Facebook広告の反響を高める方法とは?改善すべきポイントをご紹介

最近、Facebook広告などのSNS広告を始めてみたが、上手くお問い合わせに繋がらないとお考えの方も多いのではないでしょうか。初心者でもチャレンジしやすく、幅広いユーザーに情報を届けることができますが、そのためには最低限の知識と技術が必要になってきます。

 

いま、Facebook広告の効果をあまり感じていない方は、反響を高めるポイントを見落としている可能性があります。

 

この記事でわかること

・Facebook広告の費用対効果が高い理由

・広告の反響を上げる理由

・確認したいチェックリスト

 

運用時のコツや注意点をしっかり理解して今後の運用の手助けができれば幸いです。

 

Facebook広告とは

Facebook広告とは、Facebookのサービス内または、Facebookが連携している外部サービスで表示される広告のことを言います。

たとえば、自分の商品やサービスを知ってもらいたい場合や、Facebook上でファンを獲得したい場合などに利用されます。

特徴としては、Facebookはアカウントを作成する際、本名での登録を基本として行っておりますので、地域、年齢、性別、言語、興味、行動、職業、教育、結婚状況、収入など、データを蓄積することで、さまざまな条件でユーザーを絞り込むことができます。そのため、興味を持ちそうなユーザーにアプローチを実現することができます。

Facebook広告の詳細を知りたい方は下記の記事をクリック!
関連記事:【初心者の方必見!】Facebook広告とは?メリットや特徴などをわかりやすく解説!

 

月30,000円の平均数値(平均クリック数・コンバージョン数・クリック率)

クリック率とは、広告がクリックされた割合を指します。広告のクリック数を広告の表示回数で割ると求めることができます。見られた広告に対してどのくらいクリックされたかわかるため、広告の評価を確認することができ、クリック率の悪いものが明確にわかるため改善できるようになります。

★平均クリック率:0.5%〜1.5%

 

クリック数とは、広告がクリックされた数になります。クリックといっても様々で、広告をクリックしてLPやHPに飛ぶほか、「いいね!」などの行動もクリック数に含まれていきます。クリック数は重要な数値の一つとなっており、クリック数が多ければ多いほど興味のある方へ広告が表示されていることになります。

★平均クリック数:150〜450クリック/月

 

コンバージョン数とは、Facebook広告で促したい「最終的な目的の成果」の数になります。目的が資料請求の場合、資料請求のお問い合わせが来たらコンバージョンが発生する形になります。コンバージョンは目的がどのくらい達成することができたかを表す非常に重要な数値です。

★平均コンバージョン数:平均2〜10件程度

 

平均クリック率0.5%〜1.5%
平均クリック数150〜450クリック/月
平均コンバージョン数平均2〜10件程度

 

上記の数値はあくまで一般的な傾向となっております。広告の設定や競合の状況、広告主が設定するターゲットや広告のクオリティなどによって、広告の成果は大きく異なっていきます。また、広告の最適化には、広告の定期的なモニタリングや分析、改善のためのテストなどが必要となっていきますので注意が必要です。

参考記事:Facebook Ad Benchmarks for YOUR Industry | WordStream

 

Facebook広告の費用対効果が他の広告より高い理由

Facebook広告は、他の広告よりも費用対効果が高いと言われています。ここでは、費用対効果が高い理由についてご紹介いたします。

ターゲティングの精度が高い

Facebook広告は、他のSNS広告と違いビジネスで使用している方が多いため、実名で登録している方がほとんどです。そのため、個人情報に信憑性があるため精度の高いターゲティングを行うことができます。情報も様々で、住所や家族構成などからフォローをしているページやアカウントからユーザーの興味・関心もわかるため、精度の高いターゲティングを行うことが可能です。

様々なユーザーが利用しているから

ネット社会の今、Facebookはたくさんのユーザーに世界中で使用されています。そのため、年代や性別など非常に幅広いため、様々な広告に適していると言えます。現在のFacebookの国内の利用者だけでも2,600万人以上いると言われているため、広告を配信する重要なプラットフォームの一つとなっています。

広告の配信の仕方や配信場所がたくさんある

Facebook広告の配信の仕方や配信場所はとても豊富です。画像の見せ方だけでも複数あり、それに加えて動画も掲載できるため、視覚的に情報を届けることができます。また、普段の投稿が表示される場所にも広告を掲載することができるため、違和感なく広告をユーザーに表示させることができるのもメリットとなっています。

いいねやシェアなど拡散力がある

Facebook広告には、「いいね」や「シェア」といったソーシャル機能があり、広告の拡散力を高めることができます。「いいね」は、投稿に対して好意的な反応を示す機能であり、たくさんのいいねを集めることでより多くのユーザーに表示されやすくなるので拡散力が高まります。

また、「シェア」は、その広告が自分の友達やフォロワーにも表示され、さらなる広告の露出機会が生まれ、たくさんのユーザーに拡散される仕組みになっています。

 

Facebook広告の効果を上げるポイント

Facebookの効果があまり感じられない方は、下記の3つのポイントを重点的にみていきましょう。日々PDCAを回すことによって反響の良い広告の配信ができる可能性が高くなっていきます。

ターゲティングを適切にする

上記の『Facebook広告で効果が出ない時のチェックリスト』でも説明しましたが、広告の効果を高めるためには、細かすぎても広すぎてもいけません。ターゲティングを適切に行うことが必要です。Facebookでは、広告配信先を性別、年齢、地域、趣味、興味など様々な条件で絞り込むことができます。そのため、自社の商品やサービスに合わせて、ターゲット層を明確に設定し、ターゲティングを行うことが重要です。

例えば、ファッション商品を販売している場合は、若い女性層に向けた広告を配信することが効果的でしょう。一方、保険商品を販売している場合は、家庭を持った30代以上の男性に向けた広告を配信することが適しています。適切なターゲティングを行うことで、広告のクリック率やコンバージョン率を向上させることができます。

目的にあった予算・広告になっているか確認

Facebook広告を効果的に活用するためには、広告の予算や広告内容を見直すことも必要です。広告の目的に合わせて、適切な予算を設定し、広告内容を最適化することが大切です。

商品の販売促進を目的とする場合、広告のクリエイティブやテキストの内容を工夫し、コンバージョンボタンを明確にすることで、クリック率やコンバージョン率を向上させることができます。また、キャンペーン期間中には、予算の変更や広告の配信時間帯の調整など、継続的な最適化が必要です。

効果測定の設定をする

Facebook広告の効果を最大化するためには、効果測定を行うことも重要です。Facebookでは、広告のクリック数やコンバージョン数、クリック単価やコンバージョン単価などの指標を確認することができます。これらのデータを分析し、広告の効果を評価することができます。

効果測定を行うことで、広告の改善点を把握し、継続的な最適化を行うことができます。また、Facebook ピクセルを設定することで、広告のコンバージョン率や費用対効果を測定することができます。これにより、どの広告が最も効果的かを把握し、広告予算の最適化や、配信タイミングの調整など、より効果的な広告展開を行うことができます。

 

このように、Facebook広告を効果的に活用するためには、適切なターゲティング、広告の最適化、効果測定など、様々なポイントを抑えることが必要です。これらを継続的に行うことで、より効果的な広告を配信することができます。

 

Facebook広告で効果が出ない時のチェックリスト

実際にFacebook広告を配信してみても思うような結果を得られない方は多くいらっしゃいます。ここでは、Facebook広告で効果が出ない時に見直したいポイントをご紹介いたします。

コンバージョン達成の条件が厳しくないか

Facebook広告で効果が出ない時は、コンバージョンの達成条件が厳しくないかを確認する必要があります。例として、コンバージョンが『資料請求』とコンバージョンが『成約』では、資料請求の方がハードルが低いため、コンバージョンが高くなります。そのため、顧客までにはいかないもののリードにつながるコンバージョンを設置することが必要になります。

コンバージョンがハードな場合は、調整していきましょう。

広告セットを作りすぎていないか

Facebook広告には、最適化という機能がありますが、この機能を活かすためには、1週間あたり50件以上のコンバージョンデータが必要と言われています。しかし、広告セットが多いとコンバージョンデータも分散してしまい、思うような効果が出にくくなります。

1つの広告セット辺り3〜5個が理想と言われているので、広告セットが多い場合は減らすのを検討する必要があります。

ターゲットを限定しすぎていないか

Facebook広告は、細かなターゲットを決めることができるメリットがありますが、逆に細かすぎても効果を上げることができない場合がございます。ここで重要になってくるのが、オーディエンス数になってきます。オーディエンスとは、広告を表示できる推定の数です。オーディエンス数を確認しながらターゲット設定を行っていきましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Facebook広告は、ターゲットの精度が他のSNS広告に比べても非常に高いのが魅力的です。しかし、ターゲットの精度が高いがためにターゲットを限定しすぎてしまうと逆効果になってしまうので十分に気をつけてください。

Facebook広告は、効果を上げる機能が様々です。今回あまり紹介することができなかったFacebookピクセルなども活用することで、Facebook上でリターゲティングという、「一回でも広告をクリックした人やHPにアクセスした人に優先して広告を配信する機能」なども使用することができます。そのため、より興味のある方のみに広告を配信させることができ、費用対効果が向上していきます。

Facebookピクセルについては、次の記事でご紹介をいたします。

 

まず効果が出ないと感じた方は、『Facebook広告の効果を上げるポイント』でご紹介いたしました3つのポイントを改善していきましょう。繰り返し行うことで効果のでている広告もさらにパワーアップし、よりよいパフォーマンスを発揮できるかと思います。

また、広告代理店に配信をしてもらうのも一つです。広告代理店は豊富なノウハウを持っているため、改善すべきポイントもいち早く見つけ改善してくれるのでオススメです。

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岩島立矩

2021年4月入社! 生まれは長野県、育ちは仙台市です。 デジタルマーケティングに配属になり、デザインやライティングを日々勉強中です!フレッシュさを忘れずに日々頑張っております!
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