ポスティングのターゲットの決め方&分析の仕方をご紹介!
この記事を読んでいただいている方の多くは、ポスティングを行っているが集客に結びつかないお悩みがある方も多いのではないでしょうか。
ターゲットの決め方を理解することで伝えたい人にしっかり伝えることができるため集客力がUPする可能性があります。
では、なぜターゲットの考え方・決め方を理解しなければならないのでしょうか。答えは簡単なもので、すべての人が満足する商品やサービスを提供することはできないからです。
そのため、商品を届けたい人に届けるためにターゲットを考え、決めていかなければならないのです。
今回の記事では、
『ターゲットに商品やサービスを知ってもらえない方』
『商品やサービスを購入してもらえない方』
『求人が来ない方』
必見の内容となっております。
ターゲットとは
そもそも、ターゲットとはどのようなものなのでしょうか。
ターゲットとは、市場に存在する顧客層の中で自社商品を販売したい顧客層のことを言います。
例えば、販売したい自社商品が女性向けだった場合、ターゲットは女性になります。『性別』や『年収500万円以上』などの実在している【集団】にむけてアプローチしていくのがターゲットとなります。
簡単に説明すると
ターゲットは、抽象的なユーザーとなり、
性別や年齢など一括りにできるグループの中で情報を届けたいグループを組めることがターゲットになります。
ターゲットの決め方をご紹介!【『STP分析』『4P分析』が有効】
分析と言ってもたくさんの種類の分析の仕方があります。ここでは、ターゲットを決める上で特に有効な2つの分析である『STP分析』と『4P分析』についてご紹介いたします。
STP分析でターゲットを絞り込む
STP分析とは、【S:セグメンテーション(市場細分化)】【T:ターゲティング(狙う市場の決定)】【P:ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)】の頭文字をとったものです。STP分析を行うことで、市場の全体像を理解し、そこから狙うべき市場・他社との位置関係を決定することができ、ターゲットを絞り込むことができます。
【セグメンテーション:顧客の市場を分ける】
セグメンテーションとは、似たようなニーズがあるお客さまごとにグルーピングをすることです。自社サービスを販売するにあたり、利用していただきたい顧客像を明確にすることができ、サービスを求める顧客についてのイメージを膨らませることができます。
セグメントにも種類がございます。
人口統計的属性:代表的な属性として【年齢・性別・学歴・職業・年収・家族構成】など
地理的属性:代表的な属性として【居住エリア・周りの環境・人口密度・人口規模】など
心理的属性:代表的な属性として【価値観・趣味・習っているもの・購入意欲】など
行動的属性:代表的な属性として【商品、サービスの使用頻度・使用場面・知識】など
【ターゲティング:自社サービスに合った顧客を選定する】
セグメンテーションで分けた顧客像からさらに絞ることで『差別型マーケティング』『集中型マーケティング』など効率よくマーケティングを行う際やペルソナの選定する際に役立ちます。
【ポジショニング:自社の立ち位置を決定する】
同業他社と自社の違いを明確にして強みを確認した上で値段や品質から比較していきます。競合はいるのか・会社の規模はどのくらいなのか・強みは何かなどをしっかり理解することで勝負ができる自社だけのステージを探すことができます。
STP分析は、世の中にある製品の多くに活用することができます。顧客の目線を持ち、客観的に把握していきましょう。
4P分析で自社の戦略を決める
4P分析とは、【Product(製品・サービス)】【Price(価格)】【Place(販売場所)】【Promotion(販促活動)】の頭文字をとったものです。4P分析を行うことで、具体的な戦略を立てることができます。
【Product:自社商品を分析する】
ターゲットを決める上で1番大切な部分です。自社商品を分析することで他社商品との比較を行うだけではなく、商品の特徴をより明確に分析したり、どのターゲットに向けている商品か分かります。そのため、しっかり分析することで見通しを持って計画を立てることができます。
【Price:価格を分析する】
価格を分析することで、市場の価格などと比べることができ適正価格にすることができます。お客さまが支払う金額と得られる商品のバランスがとれているかが重要になってきます。
【Place:販売方法を分析する】
販売方法を分析することで「どこで、どのように販売するか」がわかるだけではなく商品が顧客に届くまでのプロセスも決めることができます。また、販売する場所によってブランドのイメージも変わっていきます。
【Promotion:集客方法を分析する】
集客方法を分析することで「より売れる」ためにやるべきことを明確にすることができます。商品やサービスなどを理解してターゲットに届きやすいツールなどを分析していきましょう。
STP分析で決めたターゲットに対して具体的な戦略を4P分析で決めていきます。
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ターゲットを決めるメリット
適切な広告媒体でアプローチすることができる
ターゲットを明確にすることで、宣伝する広告媒体が自然と分かります。『20代・女性』がターゲットの場合、SNSの利用者数からインスタグラムの広告を行ったり、ポスティング会社のGISを活用して『20代・女性』の多い地域に配布するなど適切な媒体・方法でアプローチをしていくことが可能です。
作成から販売までスムーズになる
ターゲットが定まっていないと方向性がぶれやすく、作成から販売まで時間がかかってしまうおそれがあります。そのため、事前にターゲット決めを行うことでターゲット層の求めるものやサービスの方向性が決まっているためスムーズに物事を進めることができます。
見込み客が増える
ターゲットを絞ることで少ない量で最大限の力を発揮してくださいますので見込み客が増えます。例えば同じ10,000部のチラシでもターゲットを決めずに周辺地域に配布するのとターゲットを決め対象の方が多い周辺地区に配布するのでは、結果は変わってきます。これは、SNS広告やリターゲティング広告などすべての広告媒体で言えることでもありますので、費用を削減して見込み客を増やしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポスティングは、ターゲットを決めGISを活用することで最大限に効果を発揮する可能性がございます。ターゲットを決めることで、配布エリアの選定・配布日・チラシのデザインなども決めることが可能で、より伝わりやすいチラシをダイレクトに届けることが可能です。
そのためにも、ご紹介をさせていただきました分析方法が有効となっており『STP分析』『4P分析』を活用することで明確なターゲットを決めることができます。
また、実際にターゲットを決めることで、マーケティングの効率化を実現することができます。ターゲット決めには時間を要しますが、デザインの作成から販売までの時間の削減や広告費用の削減につなげることができます。
自社商品・サービスを求めているターゲットはどこなのかを理解した上でマーケティングをしていきましょう。
情報や商品が溢れている現在、自社商品を知ったユーザーに「探し求めていた商品・サービス」と感じてもらえるかが重要でありますので、いかにターゲットに伝わりやすくターゲットの多い販促媒体でアプローチをかけていくのかが非常に大切になっていきます。
STP分析・4P分析は1回で終わりにするのではなく、定期的に見直しを行い、常に最新の市場を意識して分析を行うことでより精度の高いマーケティングを行っていきましょう。
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