ポスティングの反響率がUPする重要ポイント5選をご紹介
「ポスティングをやってみたが、反響が出ない」
「ポスティングって本当に効果あるの?」
ポスティングの反響が良くなく効果を実感できないため、ポスティング集客を諦めている方も多くいるのではないでしょうか?
今回は反響が出やすいポスティングにするために押さえておきたいポイントについて説明していきます。
ポスティングはチラシを配るだけの単純な販促方法だと思われがちですが【分析・継続・配布日】など考えることは多くあり、これらのポイントを抑えることで効果は大きくなる見込みがあるので、ポスティングを実施する際に参考にしていただければ幸いです。
ポスティングの反響率とは
ポスティングの反響率とは、配布したチラシの枚数の内、何件の反響があったのかを表す数値です。
ポスティングの平均反響率は0.01〜0.3と言われており、反響率は業種や反響の内容によって大きく変わってきます。業種では、比較的安価で身近なものを取り扱っている企業の方が反響率が高く、反響の内容も【契約】よりも【資料請求】の方が反響率は高くなります。
反響率の計算方法
反響率(%)=反響数÷チラシの配布部数×100
10,000部配布して、反響数が5件だった場合
5(件)÷10,000(部)×100=0.05%
となり、反響率は0.05%となります。
ポスティングの業種別反響率
ポスティングをおすすめしている業種の反響率をご紹介いたします。
これからご紹介いたします業種別反響率は、当社アドポス(宮城地区)の過去1年間(2021年8月〜2022年7月)のデータを元に出しております。
※下記の表は、業種別反響率を簡潔にまとめたものになります。
①チラシを配布する目的 ②アドポスの平均反響率(宮城地区)
③実例の費用対効果 ④1件獲得するのに掛かる費用
エステサロン | ①主婦層の方やシニア世代の新規顧客の獲得 ②平均0.01%(1万部配布で1件) ③約20,000円の費用で2件の新規獲得(反響率0.04%) ④1件約10,000円 |
住宅業界 | ①一軒家やマンションなどを購入する顧客の獲得 ②平均0.02%(1万部配布で2件) ③約20,000円の費用で4件のお問い合わせ内1件ご契約(反響率0.08%) ④1件約5,000円 |
学習塾業界 | ①長期休みを狙って配布、塾に通っていない生徒の獲得 ②平均0.05%(1万部配布で5件) ③約40,000円の費用で10名獲得(反響率0.1%) ④1件約4,000円 |
飲食店業界 | ①新メニューの情報やテイクアウト品、店舗情報の発信 ②平均0.23%(1万部配布で23件反響) ③約36,000円の費用で200件の反響(反響率2.22%) ④1件約180円 |
【詳細は下記へ↓】
エステサロン
【目的】エステサロンは主婦層の方やシニア世代の新規顧客を獲得するためにチラシを配布しています。
【反響率】実際にご来店してくださった人数の割合です。
アドポスが配布したエステサロンなどの美容業界チラシの反響率は0.01%。1万部のチラシに対し1件反響があることになります。
【費用対効果】お客さまの中には5,000部配布して2件の反響を獲得をした方もいらっしゃいます。2件と聞いて一見少ないと感じた方も多いのではないでしょうか。
しかし、1枚配布するのにかかる金額は約4円〜ですので、配布にかかるコストは4(円)×5,000枚=約20,000円ほどの費用になります。
一般的なエステサロン業界の初回金額は平均5,000円前後で、2回目以降の相場は10,000円〜20,000円となっております。そのため、2回目以降も来ていただけた場合、費用に対して30,000円の利益になり、新規顧客をリピート顧客(ファン)にすることで十分な利益を上げることが可能となっております。
住宅業界
【目的】住宅業界は主に、一軒家やマンションなどを購入してもらうためにチラシを配布いたします。
【反響率】完成見学会の来場や相談会の参加数、商談になった件数の割合です。
住宅業界は、商品の金額が高いため、即買いなどは、難しいことから商談件数やご来場数を指標にする方が多い傾向にあります。
アドポスが配布した住宅業界チラシの反響率は0.02%。1万部のチラシに対し2件反響があることになります。
【反響率】お客さまの中には5,000部配布して5件の反響が出た方や、5,000部配布して4件の反響うち1件がご契約になった方もいらっしゃいます。
学習塾業界
【目的】学習塾業界は『春期講習』『夏期講習』『冬期講習』など長期休みを狙って配布を行う方が多くいます。
【反響率】すぐに入塾者が増えるなどの結果は難しいため「体験入塾の人数」の割合です。
アドポスが配布した学習塾業界チラシの反響率は0.05%。
1万部のチラシに対し5件反響があることになります。
【反響率】お客さまの中には1万部配布して10件の反響があった方などもいらっしゃいます。
飲食業界
【目的】飲食店業界は普段生活をする上でとても身近な存在でもあるため業界の中で最も反響率が良いと言われております。新メニューの情報やテイクアウト品、新店舗情報の発信としてポスティングを行う方が多くいらっしゃいます。
【反響率】ご来店・ご利用していただいたお客さま数の割合です。
アドポスが配布した飲食店業界チラシの反響率は0.23%。
1万部のチラシに対し23件反響があることになります。
【費用対効果】お客さまの中にはクーポンチラシ9,000部の配布に対し、200件反響があった方もいらっしゃいます。
4(円)×9,000枚=約36,000円の費用になります。客単価を500円で設定しても500(円)×200(件)=100,000円となり、64,000円の利益になります。
こんなにあるの!?チラシ配布方法とおすすめ業種各4選!↓↓
チラシの反響を確認する方法をご紹介
ここでは、簡単にではありますがチラシの反響を確認する3つ方法についてご紹介いたします。
- チラシにQRコードを載せる
- チラシにクーポン券を付け、来店時に回収する
- 店内アンケートに『チラシ』の欄を設ける
チラシにQRコードを載せる
こちらの確認方法は主に、不動産業界や教育業界におすすめです。事前予約などチラシ掲載イベントにどのくらいのお客さんがチラシから予約をしていただけたかが一目でわかるようになります。アドポスのお客さまの中には、ポスティングと折込の効果検証で別々のQRコードを利用してポスティングから予約をいただいたお客さまと折込から予約をいただいたお客さまを集計しているお客さまもいらっしゃいました。
チラシにクーポン券を付け、来店時に回収する
こちらの確認方法は、飲食店業界におすすめです。お会計の際にクーポン券を出していただけるので集計がしやすくなっております。また、一人ひとりに聞かなくて済むので時間の短縮・作業時間の短縮にもなります。
店内アンケートの来店動機に『チラシ』の欄を設ける
こちらの方法におすすめ業種などはございません。全ての業種で活用いただけると思います。アンケートを書くお客さま・書かないお客さまいらっしゃるため正確な数値を集計することができませんが大まかな数値がわかるため有効な手段となっております。
反響率をUPさせるための重要ポイント5選
弊社の事例をもとに業界ごとの反響率を紹介させていただきました。
ポスティングを行う以上、反響率を高くしたいですよね。ここでは、反響率をUPさせるための重要なポイントをご紹介をさせていただきます。これらを意識して改善することができると反響を増やすことができるチャンスとなるので、是非ご覧ください。
①地域の特性を理解してターゲットに即した配布先を選ぶ
ポスティングを行う際、どこに配布しても反響率は同じだと考えていませんか?
都市部と地方では、年齢層が違うように地域によって特徴が異なります。年齢が高い方が多い地域や子どもが多い地域、比較的裕福な方が多い地域など様々ございます。
地域の特性を理解してピンポイントで配布を行うことでより多くのターゲット層の方に届けることができるので結果として反響率が上がっていきます。
「店舗から半径3㎞に配布をしたい」とご相談をいただくことがあります。確かに距離を限定的に配布するのも手法の一つですが、反響が出る地域とは限らないため、店舗から距離・時間を指定した上でGIS(地理情報システム)や地域情報を元に配布地域を決めるのもおすすめです。
商圏分析について、また、弊社ポスティングサービスの場合の使用例などまとめさせていただきました!
下記よりダウンロードをお願いします!
②継続してポストに投函する
多くの方は1度ポスティングを行ったが反響がなく諦めてしまう方も多くいるのではないでしょうか。チラシは決して『魔法の紙』ではないため、1度行っただけでは大きな反響を得られるわけではありません。
届いたチラシは徐々にお客様に認知されていき効果が出てきますので、継続的なポスティングを行うことが大切です。継続した分だけ新しいデータが収集できるので、チラシの内容を変えたり、ポスティングする曜日を変えたりしてポスティングをしていきましょう。
ここで少し心理学について触れたいと思います。心理学にはザイオンス効果というものがあります。別名『単純接触効果』と呼ばれ、接触すればするほど興味が出てきて印象が良くなることをいいます。ポスティングもザイオンス効果が期待できます。理想は間を開けずに1週間に1度のポスティングを行うことをオススメしますが、予算的に難しい方は最低でも1ヶ月に1回行うようにしましょう。
③配布の結果をまとめて、分析する
反響が出た際は、必ず地域とチラシの内容などを記録に残しておきましょう。複数回行うことでデータが集まり、オリジナルの資料が出来上がることになります。
また、ポスティング会社にポスティングを依頼している場合は事細かくデータをお伝えしましょう。
GIS(地理情報システム)以上の効果がそちらのデータにはございますので必ず残しておきましょう。
先ほど『業種別の平均反響率』で提示いたしました反響率も過去1年間の配布の結果をまとめたものになります。配布日・配布エリア・部数・反響数を数値化してデータを取ることで弱点や効果的な地域の特性なども見えてくるため、集めたデータとGISを活用して似た地域特性のエリアに配布することも可能です。
④ポスティングする量を多くする
単純なことですが、一度に配布する量を多くすることでチラシを見てくれる人数は多くなります。一回に配布する量が多ければ多いほどたくさんの方に見ていただける確率も高くなり、反響が増える可能性もあります。しかし、こちらもターゲット層の多いエリアに配布しなければ意味がありません。
反響を多くする対処法としては1番単純な方法ではありますが無駄を出してしまう場合もあるので①②③⑤を全て行い満足のいく反響が出始めたら部数を多くするのをオススメします。
⑤ポスティング会社を選ぶ
まず、反響をUPさせるにはポスティング会社に頼むことも一つの方法です。個人では配布量に限界があるため非効率になってしまいます。
ここまでお話をさせていただきましたが、結果が出ない時ももちろんございます。しかし、ポスティング会社によってはエリアの提案や配布の種類の提案など様々な視点から反響をUPする再提案をしてくださいます。また、ポスティングやクレームの対応で本業の時間を割く可能性がある為、ポスティング会社になるべく頼むようにしましょう。
しかし、各地域にポスティング会社があります。ポスティング会社によって反響率が変わる場合もございます。親身になって提案していただけるポスティング会社ですと反響率は高くなっていきます。そのくらい、ポスティング会社によって反響率は変わってくるのです。
こちらでもご紹介をしましたが『価格に納得できるポスティング会社』を選んでいきましょう。
ポスティング会社を見分けるポイントにつきましては、こちらをご覧ください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。ポスティングは、ポスティングの会社や配布場所を工夫することで反響UPが期待できる広告ツールとなっております。反響が少ない場合は、重要ポイントを一つひとつ試したりポスティング会社に相談をするようにしましょう。
ちょっとした工夫や手間で反響率は上がっていきます。①〜⑤全てを確かめると相当な時間がかかってしまいます。しかし、行なった分だけ反響に現れていきます。
一人で考える時間がない方やどのようにしていけばいいかわからない方は、今すぐにでもポスティング会社に相談することをオススメいたします。ポスティング会社は、今まで培ったノウハウを持ってお客さまに合ったポスティングの提案をいたします。
ぜひ、ポスティング会社に相談してより良い成果を上げていきましょう。
当社アドポスは、【地域住民による配布】【専門モニターによる配布確認】【配布品質の向上に取り組む定期的なミーティング】を常日頃行い、成果が出る安心・安全なポスティングを提供してお客さまの反響が出るように日々努めています。
また、地域情報にプラスしてGISを活用してより良い提案をさせていただきます。
配布したら終わりではなく配布後のバックアップも徹底しており、【クレームの対応】【配布後の反響の確認・提案】に力を入れております。お客さまに少しでも多くの反響を届けますのでポスティング会社にお困りでしたら是非アドポスへご連絡ください。
是非、一度弊社のホームページをご覧ください!
そのほか、お問合せにつきましてはコチラのお問い合わせフォームまで?